免許の取得については、現行の柔道整復師法で以下のように定められています。
柔道整復師は国家資格であり、その免許は厚生労働大臣が与えます。
1989年(平成元年)の柔道整復師法改正までは、都道府県知事が試験を行っていましたが、1993年(平成5年)に第1回の柔道整復師国家試験が実施され、毎年1回の試験が行われています。
受験資格を得るには、文部科学大臣の指定した学校または厚生労働大臣の指定した柔道整復師養成施設において3年以上、解剖学、生理学などを学ばなければなりません。
必修単位数は85単位以上。柔道整復師国家試験の試験科目は以下の通り。
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、衛生学・公衆衛生学、一般臨床医学、外科学概論、整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復理論、関係法規。
試験問題は200問と必修問題30問の合計230問のマークシート式で、必修問題は正答率8割が合格ラインとなっています。他の問題ができていても必修問題で2割以上不正解があれば不合格となります。
試験問題は現在制作中です。しばらくお待ちください。 |